「ジゴロ」や「ヒモ」になれるならば、相手にもよるがバイト並みに稼げるかもしれない。しかし、最初から「単発」、「不定期」の逆援をバイト代わりにするのは無理がある。ここでは、現実的な逆援について説明していこう。
実際にどうやって稼ぐか?
逆援の相場としては、1~3万円というところだろう。問題は、いつ当たるか分からないということだ。年1回、月1回、週1回など、全く予測できない。長期継続の相手が見つかるまでは、バイトとは言えない。
堅実にコツコツと選ばずに、相手を拾っていくしかない。とにかくマメにアプローチをかけて、着実に数をこなすことを考えた方がいいだろう。それに慣れてくれば、条件の良い話にもありつけるかもしれない。
ジゴロやヒモは逆援とは異なるノウハウである
「ジゴロ」や「ひも」は女性に養ってもらうという点で同じだが、微妙なニュアンスの違いがある。いずれにしても、逆援とは少し意味合いが違うものである。どっちにしても、自分から積極的に動く必要はある。
ジゴロとは?
ジゴロとは、フランス語の"gigolo"からきた言葉で、彼女の収入で生活している男性のことである。本来、フランス語では「年上の女性に養ってもらっている男」「優男」という意味である。日本では、女性にたかって、収入を当てにして生活をする男性のこと。他には「プレイボーイ」という意味合いもある。
年上の彼女に甘えることで、生活していくわけだから「イケメン」でないと難しいかもしれない。甘え上手でモテる男であることが条件である。それは、相手に「モテ男」を囲っているという満足感を与えてあげるためだと思っていい。
ひもとは?
ひもとは、女性に働かせ、金銭を貢がせる情夫のこと。年齢に関係なく、彼女に養われている情夫を言う。昔は相手が貢ぐ形が一般的であったが、最近では、女性の経済的自立もあり、「家事をしてくれて便利な男」として、面倒をみる場合が多い。
いずれにしても、男性が働いているケースはない。結婚している場合は「ひも」とは呼ばないが、現在では女性の方が強くなっている感がある。そのため、一方的に貢いでくれるようなことは少ないと思った方がいいだろう。そこは、「お互い様」の精神で「気が利く男」を演じるしかない。
逆援では、よほどのことがない限り、生活の全てを依存できるような収入はない。さらに、社会的なイメージもよくない。
やはり、最初から大物を狙うのではなく、臨時収入という形でコツコツと「単発」を積み上げるのが確実だ。「ジゴロ」や「ひも」という形は「単発」の女性の中から見つけ出すしかない。それが、バイトにつながる。