埼玉・所沢のプロペ通りなんて、所詮向かえば、戻って来るだけです。
途中で、サイゼリアなど入って、ワイン飲んで、ピザ食べて、ちょっとペチャクチャお話しして……、そんな感じで、カップルたちは無駄な時間を消費しているという感じがどうしてもしますね。
それは、何を隠そう、一年前の私の姿です。
恋人と一緒にいてめまいを感じている
私は、恋人と一緒にプロペ通りを歩き、めまいのようなものを感じていました。
これは、ものの例えに過ぎないですが、結局カップルは、東京ディズニーランドに行こうが、映画館に行こうが、もっと親密になりたいと思っているもののなることができない存在なのです。
カップルだからこそ、もっと一体になることができると期待してしまっているのではないでしょうか。
でも、カップルは、プロペ通りをそぞろ歩き失望していくばかりです。
セックスも、カップルが「一体化」する方法ではない。
セックスを何度繰り返しても、 結局はつまらない朝に、憂鬱になってしまっている「私」がいます。
私は思いましたね。
セックスなんて、使い捨てるような感じで、どうでもいい相手と行うから欲求は解消することができますが、愛する二人は、高貴なセックスを求めて壁にぶつかり、絶望を繰り返すばかりだと。
セックスを愛情の証しなんて考えたら大きな間違い
等出会い系サイトJメールを利用して、セックスフレンドを相手にして、日々セックスに明け暮れる方々がいらっしゃるようだが(自分です)非常に理解出来ますね。
セックスにあまり期待し過ぎてはいけない。
セックスは高貴なものになり得ず、たやすい性の関心事に過ぎないのだから。
セックスを確固たる愛情の証しなんて考えたら大きな間違いです。
恋人たちは、革新を持つことができないから、セックスすれば、何か判るのではないかと期待しているけど、そこに向かって行くものの、中身は「空っぽ」なのです。
そこでJメールを使用してみた
私は、ゲロ人間です。セックス・セックスばかり言っている男性は最低!って女の子に言われても仕方ないですね。
いまは、それでもJメールには、「セックス・セックスとばかり言っていて仕方ないわね」と言ってくれるセフレ願望の女の子たちが、ワンサといることがわかっているからいいのです。
一生、セフレ相手に安全セックスフレンド三昧と言うわけには行かないでしょうけど、あと5年、あと10年は、こんな感じでセックスを軽視した生活でいいと思っているのです。
今から新宿で相手してくれる方を探しています
出会い系サイト・出会いアプリで、「今から新宿で相手してくれる方を探しています」なんて書き込みをするだけで、簡単に獲物が捕まってしまうなんて、世の中ちょっとイかれていると思いますね。
しかし、セックスの見地からいえば、それ相応に、セックスの意味をみなさんが正しく理解しはじめたとも言うことができます。
こんな軽々し自己紹介に、まんまと女の子が乗ってくるほど、セックスってたやすい快楽なのです。
「先ほど、松本さんの書き込みを拝見しました」
ほらね、こんな感じですぐにセフレ希望の女の子から、セックスの申込みがやって来ました。
どうせ馬鹿な女の子なんだろうけど、セックスの本質をしっかり理解している女の子です。
私が、「会おう」と送れば、「マンモスウレピー」と書き込みがありました。
馬鹿ですね……。
サクラの問題
私達は、出会い系サイトをやる過程で、絶対にサクラの存在は忘れてはならないと思うのです。2度、私も、それらしきサクラにつかまってウダウダやっていたことがありましたね。
インターネットで女の子らしき人物は、やりとりしていることが面白いらしく、もったいぶってなかなか会おうとしてくれなのを、奥手でこの程度謙虚なほうがいいと思っていました。
しかし、それがサクラの実態であり、有料サイトでポイントを使わせる手口です。私はまんまと引っかかり、月、3万円近く使用して気付きましたね。
高田馬場のビックボックスの前で待ち合わせしたものの女の子は来てくれませんでした。
セックスフレンドに裏切られたとき、私は別れた彼女のことを思い出しましたね。恋愛には確信は持てないけど、セフレにだまされる程度なら、恋人にしがみついて「愛とはなんぞや」と悩み続けていたほうがマシかなという気持ちになりました。
もうサクラなんぞにだまされない
私は、本当に落ち込んでいました。だから、もうサクラなんぞにだまされないと誓った次第です。で、私がサクラ対策になにをしたのかといえば、こいつもサクラかもと疑ったまでです。
私に聞かれても、サクラ対策など上手く説明することができませんが、私はなんとなく、気配でサクラかもということがわかりますね。
サクラは、「マンモスウレピー」とは言わないでしょう。
私は、「いただきマンモス」と返事をしました。
そういえば、私と出会ったとき、彼女「かっちょピー」と言ってました。
これも、のりピー語ですね。
新宿立ち飲み居酒屋で
私は、彼女と、西武新宿線改札口で待ち合わせをして、「かっちょピー」と言われ、そのまま、彼女が立ち飲みに行きたいと言っていたので、「おおの屋」へ行きました。
カウンターに立ち、「出会い系サイトをよく使用しているの?」 とか、「オレ、酔うと勃起しなくなっちゃうからほどほどにしておかないと」……なんてセリフを発する私達を、もつ焼きを焼いている店員は、「一体なにもの?」と思っていたでしょう。
少なくとも、我々は、恋人同士ではありませんし、異星人でもありません。
セックスを手当たり次第貪る常識人なのです。
ホルモンだって、昔は「ほおるもの」だから、ホルモンという名前がついたということですよ。私達のセックスも、 「ほおるもの」ものに過ぎないのです。
超・オッパイがでかい
女の子は、しいたけ焼きを追加注文して、ホッピーをごくごくやっていました。
彼女は、一口でしいたけを飲み込んでしまいました。熱いしいたけをのどごしで味わうような感じで、しいたけはのど仏を通過し、胃の中へ。
私の視線は赤いシャツの胸元へ行き、そのとき、彼女のオッパイが超・大きいことに気付いた次第です。
そういえば、私、セックスのことは考えているものの、どのような女の子とセックスをするかということをあまり考えていなかったようだ。
私は、彼女に、「マンモスオッピィ」とのりピー語を言えば、すぐに女の子は、 「うれピー」と言っていました。
「マンモスオッピィ」という言葉に、周囲の人たちも、女の子の胸をやたら見てましたね。
彼女は、オッパイだけ大きな女の子、別に、それ以上の取り柄もなく、大して可愛い訳でもありませんし、すぐに周囲のお客さんらも女の子の胸から目を晒して行きました。
私は、「ホテルいくピー」と言いました。
この言葉にも、お客さん全員が反応した感じです。
もうおおの屋の人たち全員が、私達をセフレ関係であることを認めていることでしょう。
女の子は、「ちんぷんかんピー」などといい、自分自身が一番なんのことだかわからないふりをしているようでした。
私達は、ホロ酔いで、たやすい女の子の手をひき、お店を出ていきました。
もりながたくみ
あたくピ名前はもりながたくみといいます……とのことです。
埼玉・新所沢で B宝館やってる森永卓郎と一字違いですね。
それ以外のことは不明、聞く時間もあり、聞くことも出来たけど、私はそれ以上を追求しませんでした。
それがセフレのあり方であり、私達は、いま薄暗がりの道を歩いていても、通りすがりの人たちがセックスフレンドだということがわかるほど、身体からセフレのオーラが滲み出てきていたのかもしれません。
私は、そのまま手を繋いだままでいましたね。女の子は、指の強さで、私にいますぐにセックスしたいと気持ちを伝えて来ています。
おおの屋の前には、決して綺麗とは言えない公園があります。公衆便所に行き、彼女のもとに戻れば、彼女は、ネコとじゃれて、草陰にネコが逃げて行くのを追いかけていました。
私は、なにも思い出の存在しないものがセックスフレンドのあり方と思っているのですが、私は、ベンチでしばし彼女がネコを追いかける無邪気な光景を見ていて、それでも私の記憶には、このようなシーンがインプットされるのかなという思いでいましたね。
HOTEL Bali An Resort へ
そんな感じで、私達は、必然的に、 HOTEL Bali An Resort へ到着しました。HOTEL Bali An Resort は、私、4回お世話になったことがあります。
今回のお部屋へも一度、Jメールで出会ったセフレと使ったことがありますね。とても清潔なホテルで、クオリティーはイチランク上です。新宿三丁目駅E1出口より徒歩1分、開放感のあるお部屋で、オッパイをクニュクニュしようと思えば、私は、女の子の手の甲にひっかき傷を見つけました。
私が公園でトイレに行っている時にネコにやられたということです。
でも、私には、彼女の手の甲の傷などどうでもいい問題、彼女が戦場でナチと戦って、胸に砲弾を浴びても、私はセックスフレンドの立場として、女の子のアレが健在なら、ひたすらそこへ向かって行きますね。
女の子のアレに私のペニスをぶち込んで、私は、女の子が砲弾を浴びて出来てしまった「通過穴」から、遠く超高層ビルなど眺めているのでしょう。
パイオツに顔を埋める
私は、彼女の気分に左右されることもなく、衣服をスルスルと脱がして、大きなオッパイに顔を埋め、息が出来ないままの状態で、2分程度いました。
小一頃、近くの池で、溺れた経験があるけど、あのとき、私は、瞬間、
胎内の記憶を蘇らせたと思いましたね。すぐに知らないオジサンに助けてもらったけど、こんな世界もなかなか悪くないと思いました。そして、私は再び、そんな胎内にいるような気持ちになっていたのです。
彼女は、そんな私を、髪の毛を引っ張って、現実へ戻してくれたのです。アデランスじゃなくて良かった。
「死んじゃうかと思ったわ」と言ってました。
「マンモスラッチー」と言えば、彼女は、赤く高揚した顔で笑っていました。
とにかく、表現すれば、彼女のオッパイは、これほどまでにダイナミックということなのです。
今回の、セックスフレンドのテーマは、どうオッパイプレイを楽しむかということです。
当然パイズリも彼女自身しなければならないと思っているでしょう。
これほどまでに大きなオッパイを持っているからには、男性はそれをせずして許してくれるはずはありません。
シャワールームで馬乗りパイズリ
私は、まる裸になった女の子を、お姫様抱っこをして、シャワールームまで連れて行きました。
私はシャワールームで、馬乗りパイズリをはじめようとしました。
女の子には、 ちょっと乱暴に自分の胸を両手で固定することをし向けて、私は、ピストン運動を淡々と。
勢いあまって、どこか蛇口を誰かひねったのでしょう。
上空のシャワーノズルからは、冷たい水が……。
ほとんど同時に、私は射精(顔射)をしてしまいました。
「出すつもりじゃなかったけど、水被ったから……」と言い訳をすれば、女の子は私のマヌケ顔をマジマジと見るような感じですね。
セックスフレンドの愚かな関係に言い訳も禁物なのです。
ベッドに戻り
ベッドに戻り、再度持ち直して、二度ほど射精を考えていましたが、なんだかシャワールームで、私の絶頂期は終了していました。
ベッドの上では、なかなか勃起せず、焦りを見せる醜態も見せてしまいました。
別に、女の子とかっこういい別れをするつもりもありませんし。
女の子は、いい感じで興奮しているものの、私は中折れ……。
彼女の身体からとうとう離脱して、ゴロリとさんまの開き状態に。
私は、天井をぼんやりと見ていました。
女の子は、クンクンと私を慰める感じで、顔を肩に近づけて私のニオイを嗅いでいます。
「私、森永卓郎のB宝館に行ったことあるのよ」
「えっ、きみどこに住んでいるの?」
「埼玉県所沢市新所沢……」
「森永卓郎のB宝館って誰も人いないの、笑っちゃったわ。
カップルでよく利用するのかと思ったら、カップルなんて誰もいなくて……、一人の私にはその方がいいけどね。
あそこへ行けば、卓郎にも会うことができるんじゃないかしら。
サインしてもらうことができるかしら」
彼女は、私と結構近い場所に住んでいたのです。
でも、私は絶対に、一緒に帰るなんてことを、セックスフレンドとするつもりはありません。
セックスフレンドとは、ホテルを出れば他人となり、振り返ることもしない。
ホテルを出れば、私は西武新宿線の方向へと向かわず、別の方向を歩いて行くでしょう。
私達はセックスフレンド。
「愛しているよ」と私は彼女に言いました。
それを彼女は愛していない言葉の意味だと知りながら、「私もスウィート・やっピー」と言いました。